カレンダーについて、知っていると便利なノウハウ集です。
カレンダーの巻き癖・曲がり癖を直すには

●方法1
(1)ポリの筒から抜いた巻き癖のついたカレンダーを広げ、反対側に筋などがつかないようにくるくると丸め直す。
(2)それを元のポリの筒にもどして入れ、30分ほど放置してからふたたび取り出す。忘れたりして長時間放置すると、逆にまた丸まってしまうので注意のこと。

●方法2
(1)ポリの筒から抜いた巻き癖のついたカレンダーを、そのまま冷蔵庫に入れる。
(2)15分したら取り出し、丸まった側を下にして平らなテーブルなどに広げて置く。
(3)丸まった部分に熱風のドライヤーを紙すれすれに近づけ、まんべんなく動かしながら乾燥させる。
(4)また、ドライヤーの代わりに、中温のアイロンをかけるという方法でも可。あとはそのまま広げておくか壁に掛けておけば、自然にまっすぐになる。

●方法3
(1)沸騰させた鍋などの湯気の上にかざし、ポリの筒から抜いた巻き癖のついたカレンダーの上を持ち1~2分ほど軽くゆするようにして紙のすき間に蒸気がまわり込むようにする。また、湯を沸騰させる代わりに、風呂上がり直後の浴室にビニール袋など敷き、ポリの筒から抜いたカレンダーを1時間ほど置いたまま湿らせても可。
(2)あとは上記の2以降と同じ手順で乾燥させる。

●方法4
使うまでの時間に余裕がある場合は、一度、反対側にゆっくり大きく巻き直し、そのまま現在使用中のカレンダーの下に掛けておけば、元日までには自然に巻きクセは取れている。これが簡単・最良の方法ともいえる。

《一枚物のカレンダーの場合》
(1)テーブルに丸まった側を上にしてカレンダーを置く。
(2)カレンダー上辺に重いもの(分厚い本を横並びなど)を乗せるか誰かに軽く押さえてもらい、下辺の端をテーブルのなるべく角が丸いヘリに当てながらゆっくりと下に引っ張る。できれば、上下を替えて再度同じことをする。
(3)曲がりの強いポスター上下の端の部分は、そこを重点的にテーブルのヘリにこすりつけるようにして動かす。すべてゆっくりと力を加減しながらやるのがコツ。強くこすりすぎると、逆に丸まったり筋がついてしまうので注意。
(4)もちろん一枚物でも、複数枚のカレンダーとおなじ方法で直しても可。


紙の巻き癖、曲がり癖は、曲げられた紙の内側の繊維が縮み、外側の繊維が広がることで起こる。カレンダーを冷蔵庫から外に出すと、温度差によって空気中の水蒸気が紙の表面で水滴になり(いわゆる結露)、これで紙がほどよく湿って紙の外側と内側の伸縮の差が少なくなる。蒸気を当てたり、浴室に置くのも同じ理由。しかし、そのまま自然乾燥してしまうとヨレヨレになる可能性があるので、すぐに平らな机などの上に広げ、ドライヤーの熱風やアイロンの熱などで乾かすことでピンとなるというしくみ。うまくいかない場合は上記方法を適宜に組み合わせてみるとよい。

豆知識その2

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豆知識その3

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